今回は弊社の平野事業部でつくられている商品「いかの炒めものシリーズ」について、
開発から大ヒットまでの流れを、Y課長に聞いてみました。
①炒めものシリーズの開発秘話みたいなものがあれば教えてください。
Y課長:秘話というほどの話はないですが。(笑)
この商品に使用されているイカは、今まで弊社で使用したことのなかった原料なので、製品のベースとなるイカの調味(下処理)を決定するまでに試行錯誤しました。
その甲斐あって、炒めた後も身宿が少なく、固すぎず柔らかすぎず、歯がイカの身に刺ささるようなサクッ!と歯切れの良い食感で、美味しいイカが出来上がりました。
②シリーズとのことで何種類か見ましたが商品のラインナップ(味の種類)を教えてください。ついでに各商品の特徴も教えてください。
Y課長:19年5月現在で販売しております商品は3種類です。
<いかねぎ塩炒め>
ねぎとニンニクの風味が食欲をそそり、粒感のある黒コショウがピリッとアクセントになっている塩ダレを使用した、販売開始時から根強い人気を誇るロングセラーの商品です。
<いかガーリックバター風炒め>
強すぎないガーリック味で日常にお召し上がりいただけると思います。バター風味にしまして洋風の炒め物になっています。
コーンをトッピングしており、お子様が召し上がりやすい味と見た目に仕上げています。
<いか中華炒め>
誰もが食べ慣れていて、親しみのある中華風ということで、甘辛い味付けにしました。
牡蠣、帆立、チキンの3種類のエキスをバランス良く配合し味に深みを出しています。イカ以外の具材は彩りと食感を楽しめるようにピーマン(赤、緑)とタケノコを使用しています。
③原料についてアピールできることはありますか。
Y課長:チリ産のアメリカオオアカイカで、日帰り漁でとれた鮮度の良いものを使用しています。
イカの胴体(耳や足は除く)のみを使用しており、薄すぎたり分厚すぎることがほとんどなく、商品全体が程よい肉厚になっています。
④末端売価を教えてください。
Y課長:参考売価は税別298円です。
開発時は398円売価も考えていましたが、食卓への出現回数を増やしていただきたく思い、税別298円の売価設定で開発しました。
⑤この「炒め物シリーズ」を使用した調理案などを教えてください。
製品自体の調理方法
油を引いたフライパンでフタをして炒めます。
中火で約5分で火が通ります。
時々、焦げないように混ぜてあげてください。
□いかと野菜のねぎ塩炒め
□いか塩焼きそば
□いかとポテトのグラタン
□いかと鶏肉の洋風炒め
□いかと玉子の中華炒め
□いかの中華焼きそば
⑥Y課長からお客様へ伝えたい思いなどはありますか。
Y課長:はい。お客様へお伝えしたいことは沢山ございますが、できる限り短くまとめてアピールさせていただきます。
「いかの炒め物シリーズ」のような商品は他社からも多数販売されておりますが、開発秘話でもお話させていただきました通り、弊 社はイカの食感にこだわっております。
タレなどの味付けで美味しいのはもちろんのことですが、イカ自体を美味しく召し上がっていただけることが、弊社の炒め物シリーズの特徴だと思っております。
また、炒め物シリーズ以外にも弊社にはいろいろな商品がございます。
これからもお客様に何回も何年も弊社の商品を選んでいただけますよう、より美味しく、安心・安全な商品をご提案させていただきたく思っております。
今後ともよろしくお願い申し上げます。